カテゴリー:月刊ドラマ
インタビュー・シナリオ
井沢 満『明日の君がもっと好き』
井沢 満「久々の連ドラ執筆で、恋と愛との違いを多面的に描く」
テレビ朝日系・土曜ナイトドラマ『明日の君がもっと好き』は、一癖も二癖もある男女4人が、一筋縄ではいかない恋愛模様を繰り広げる話題のラブストーリー。久々の連続ドラマ執筆となった井沢満氏に、本作執筆の経緯、プロデューサー・演出を務める竹園元氏とのドラマ創り、そして脚本家志望者への提言などお話を伺う。
そして本作第1話(2018年1月20日放送)のシナリオも掲載。
出演:市原隼人 伊藤歩 森川葵 白洲迅 志田未来 柳葉敏郎 三田佳子ほか
シナリオ
カンテレ・フジテレビ系 連続ドラマ
金子ありさ『FINAL CUT』第1話(2018年1月9日放送)
母を奪った罪深き者たちへの復讐×許されざる恋。SNS等で誰もが映像を発信できる現代に斬り込む、切なくも痛快な新たな復讐劇。
金子氏のコメント『創作ノート』も掲載。
出演:亀梨和也 藤木直人 栗山千明 橋本環奈 林遣都 高木雄也(Hey!Say!JUMP) やついいちろう 裕木奈江 鶴見辰吾 升毅 水野美紀 佐々木蔵之介ほか
シナリオ
TBSテレビ系 金曜ドラマ
野木亜紀子『アンナチュラル』第1話(2018年1月12日放送)
死因究明のスペシャリストたちが、“不自然な死”の謎を解く、1話完結の法医学ミステリー。
解剖医の三澄ミコトが働く不自然死究明研究所(UDIラボ)は、異状死体や犯罪死体を引き受け解剖している。ある日、「心不全」で突然死した息子の死因に疑問をもった老夫婦がUDIを訪ねてくる。さっそくミコトたちが解剖に取り掛かると、薬毒物死の可能性が浮上。しかし、死因となった毒物が何かがどうしても特定できない。そんな折、突然死した男性の同僚も原因不明の突然死を遂げていたことが判明する……。死因を特定すべく、死亡した男性のアパートで調査を行うミコト。すると遺体の第一発見者でもある婚約者・馬場路子が現れる。さらに馬場の仕事が劇薬毒物製品の開発だと分かって……。
出演:石原さとみ 井浦新 窪田正孝 市川実日子 池田鉄洋 竜星涼 小笠原海(超特急) 飯尾和樹(ずん) 北村有起哉 山口紗弥加 福士誠治 村井國夫 薬師丸ひろ子 松重豊ほか
オーディオドラマ脚本
NHK FMシアター 2017年1月13日放送(広島局制作)
北阪昌人『ばっちゃんの親子丼』
広島市に暮らす孤独な少年・卓也(15)は、いつもお腹を空かしていた。500円玉一つで何日も過ごさねばならない過酷な生活。パンを盗んで逃げようとしたある日、リヒトと名乗る見知らぬ青年に、強引にどこかへ連れて行かれる。子どもの靴があふれる玄関から入ったアパートの一室で出会ったのは、笑顔を絶やさぬ「ばっちゃん」と、手作りのあたたかいごはん。「ばっちゃん」との出会いによって、少年のかたくなだった心が少しずつ変わり始める。そして、悪い仲間と決別するために少年が下した決断とは……。
出演:森川航 岩本多代 杉本湖凜 藤井太樹 興津正太郎
追悼
鈴木嘉一『「昭和の庶民」の語り部 早坂暁さんを悼む』
『七人の刑事』『天下御免』『必殺』シリーズ、『事件』シリーズ、『夢千代日記』『花へんろ』など数多くの名作ドラマを産み出した脚本家・早坂暁氏が、2017年12月16日逝去した。
元読売新聞編集委員で放送評論家の鈴木氏が、早坂氏が手掛けたドラマを紹介しつつ、その業績を振り返る。
また本誌創刊当初から度々ご登場いただいた早坂氏の脚本および特集掲載号一覧も紹介。
ドラマ評
古崎康成『冬の時代を越えて見えるもの 〜2017年10月期のドラマを見て〜』
2017年10月から12月末に放送されたテレビドラマ作品から、テレビドラマ研究家の筆者が印象に残った作品を取り上げ、脚本面から批評する。
誌上講座
北阪昌人の enjoy! radio drama(22)
ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、ラジオドラマ脚本の誌上講座の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。
連載
寺田憲史『創作願い クリエイティブの鉱脈を探す旅』(14)
アニメシナリオを起点に様々なジャンルの作品を手掛けてきた寺田氏が、自身の経験などを基に、激動の現代を生き抜くヒントを伝授。今回は「“浪花節”という不可解な相方」。
セリフとト書き(138)
森下佳子「ホン書きの密かな愉しみ」
『世界の中心で、愛を叫ぶ』『白夜行』『JIN—仁—』『天皇の料理番』『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主直虎』など多くのヒットドラマを手掛ける筆者が、スタッフ・キャストと脚本の世界観を共有する過程で起こった様々なエピソードを披露し、セリフとト書きの重要性を綴る。
放作協通信(64)
一般社団法人日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。
俳優で放作協にも関わりが深かった深水三章氏が、昨年暮れに逝去した。お亡くなりになる直前、放作協理事長・さらだたまこ氏と朗読劇で共演した際の模様と、深水氏が語った脚本へのこだわりなどエピソードを紹介する。
シナリオ公募情報
(最終審査結果)
函館港イルミナシオン映画祭2017 第21回シナリオ大賞
(募集要項)
ラジオ日本 杉崎智介脚本賞
フジテレビヤングシナリオ大賞
ライター掲示板
飯野陽子 石原理恵子 加藤綾子 国井桂 さらだたまこ 松本稔 安田真奈
情報
トピックスコーナー
日本シナリオ作家協会・シナリオ功労賞/文化庁芸術祭受賞作発表/訃報
オーディオドラマコーナー