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ドラマ4月号

カテゴリー:

ドラマ4月号(2020)

テレビドラマ脚本

NHK 連続テレビ小説 月曜〜土曜あさ8時〜放送
水橋文美江『スカーレット』第1週・第12週・第23週
 戦後間もなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子。名前は川原喜美子。両親と二人の妹との暮らしは貧しく、頑張り屋の喜美子は、幼いながらも一家の働き手だった。15歳になった喜美子は、大阪の下宿屋で女中として働き始める。大都会での暮らしと、個性豊かな下宿の人々との出会いは、喜美子をさらに成長させる。3年後、信楽に戻った喜美子は、地元の信楽焼に魅かれ、男性ばかりの陶芸の世界に飛び込む。やがて結婚し、息子を授かり、仕事にも家庭にも邁進する日々が始まる。相変わらずの貧乏だが、夫や息子の傍らで、大好きな陶芸に勤しむ喜美子。だが、幸せなはずの生活は思惑通りにはいかず、大きな波乱が喜美子を待ち受けている。どんなに辛いことがあっても、陶芸への情熱は消えることがない。喜美子は自らの窯を開き、独自の信楽焼を見出していく。
 焼き物の里・滋賀県信楽に生きる女性陶芸家の波乱万丈の物語。

 今号では本作の第1週・第12週・第23週、計18回分の脚本を掲載。

 そして、本作の脚本家・水橋文美江氏に脚本創作などについて伺った巻頭ロング・インタビューも掲載。

連載

北阪昌人のRADIO DAYS(12)
 ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。

こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五〜二〇一五年〉(13)
 「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「平成ドラマの潮流(4)《一九九五〜九九》」。

根本ノンジ 歯軋りの日々(2)
脚本家4氏による月替わりエッセイ。今号はテレビドラマ『監察医 朝顔』『フルーツ宅配便』『サ道』『相棒シリーズ』などを手がける根本ノンジ氏。今回は「脚本家ほど地味な商売はない」。

放作協通信(90)
 一般社団法人 日本放送作家協会の最新情報を伝える広報ページ。最終回の今回は、一年間に渡った同協会創立60周年記念特集の締めくくりとして、さらだたまこ理事長がこれからの放送作家の役割について綴る。

脚本公募情報

(中間審査結果)
第20回 テレビ朝日新人シナリオ大賞 第一次選考結果発表

ライター掲示板

青塚美穂 荒井修子 桑原亮子 鳴尾美希子 ニシオカ・ト・ニール 横山一真

オーディオドラマコーナー

月刊ドラマ4月号

  • 定価:1,210円
  • 3月18日発売