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ドラマ9月号

カテゴリー:

ドラマ9月号(2021)

インタビュー

第39回向田邦子賞 受賞
橋部敦子『向田邦子賞への道』
 ドラマ脚本家に与えられる最大の賞・向田邦子賞の第39回授賞者に、『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど』の橋部敦子氏が選ばれた。三度目のノミネートで受賞した橋部氏に、受賞作について、そして第6回フジテレビヤングシナリオ大賞佳作受賞から始まった、四半世紀に及ぶ脚本家としての歩みを振り返っていただく。

真野勝成 オリジナル脚本の映像化への新たな試み『クロオビ』
 今年5月、第一線で活躍する脚本家5氏が、自身が面白いと思うオリジナル脚本を執筆、インターネット上で無料公開し、映像化に向けて出資者・制作会社を募るサイト『クロオビ』が開設された。『クロオビ』で行っている取り組みについて、脚本家で会社の代表取締役も務める真野勝成氏にお話を伺う。

テレビドラマ脚本

カンテレ・フジテレビ系 火曜よる9時〜放送 原作:「彼女はキレイだった」(C)MBC/脚本 チョ・ソンヒ
「彼女はキレイだった」
清水友佳子(第1話・第2話)三浦希紗(第3話)
 宗介は、世界30か国で発売されるファッション誌日本版の副編集長兼クリエイティブディレクター。仕事はできるが不愛想でクールな合理主義者で、反発を招くこともしばしば。あるミッションを果たすために、ニューヨークの本社から異動してきた。子どもの頃は、太っていていじめられっ子だったが、今ではその面影もなくイケメンのエリートに成長した。幼い時に初めて友達になってくれた愛のことを大切な存在と考えており、帰国後、16年ぶりに初恋の相手である愛と会う約束をする。一方、愛は親友の家に居候させてもらっている残念女子。幼少期は、優等生の美少女だったが、成長とともにルックスにも変化が出てきてしまい、自分に自信をなくしている。ひょんなことから宗介が副編集長を務めるファッション誌の編集部で仕事をすることになって……。真逆の成長を遂げた二人の“すれ違う恋”を描く。
出演:中島健人 小芝風花 赤楚衛二 佐久間由衣 本多力 片瀬那奈ほか

テレビ東京系 サタドラ 土曜よる11時25分〜放送
山岡潤平『女の戦争〜バチェラー殺人事件』第1話・第2話・第3話
 一人のハイスペックな御曹司・鳴戸哲也を巡って、参加女性たちが競う恋愛リアリティショー。人生の伴侶を見つけるため、応募者三万人の中から選ばれた七人の独身女性たちが参加したが、彼女たちにはそれぞれ“裏の顔”があり、それぞれの狙いがあり……。バチェラーを巡る女性たちの、欲望にまみれた愛憎サスペンス。
出演:古川雄大 葵わかな トリンドル玲奈 寺本莉緒 尾碕真花 北原里英 成海璃子真飛聖 ほか

連載

山本むつみ『焼け石に水の泡』(6)
 脚本家4氏による月替わりエッセイ。今号は、テレビドラマ『連続テレビ小説 ゲゲゲの女房』『大河ドラマ 八重の桜』などの脚本を手がける山本むつみ氏。今回は、「『泥縄式』を目の当たりにした2021年夏、言葉はどこまでも軽くなる件」。

北阪昌人のRADIO DAYS(29)
 ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。

こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五〜二〇一五年〉(29)
 「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「歴史のなかの人間たち(1)《二〇〇五〜〇九年》」。

脚本公募情報

(中間審査結果)
第33回 フジテレビヤングシナリオ大賞 一次審査通過作品発表
第46回 創作テレビドラマ大賞 一次審査通過作品発表
(募集要項)
南のシナリオ大賞
橋田賞新人脚本賞

ライター掲示板

伊藤崇 井上テテ 入江おろぱ 並木陽 米山和仁

オーディオドラマコーナー

月刊ドラマ9月号

  • 定価:1,210円
  • 8月18日発売