PRODUCTS

ドラマ2月号

カテゴリー:

ドラマ2月号(2022)

テレビドラマ脚本

NHK大阪拠点放送局・制作 NHK総合テレビ 土曜ドラマ
宮村優子『わげもん〜長崎通訳異聞〜』第1話・第2話
 「わげもん」とは「和解者」=「通訳者」の意味。江戸時代、西洋への唯一の窓口だった長崎で、オランダとの交易を通訳として支えてきたオランダ通詞たちは、時には政治的な交渉にも立ち会い、情報収集にあたるプロフェッショナル集団だった。ペリーの黒船来航まで残すところ4年となった嘉永2年(1849)。通詞だった父が失踪した謎を追うべく、江戸から長崎にやって来た伊嶋壮多は、名通詞・森山栄之助の英語塾で学びながら、唐人の父をもつ芸妓見習いの少女や、剣術自慢の若通詞といった仲間たちと共に、真実に挑む。
 幕末の長崎を舞台に、交易を陰で支えてきた通詞が、様々な企みに立ち向かう姿を描く。
出演:永瀬廉(King & Prince) 小池徹平 久保田紗友 浅香航大 トラウデン都仁 平山祐介 宮川一朗太 浦浜アリサ 村雨辰剛 髙嶋政宏 本田博太郎 矢島健一 石黒賢 武田鉄矢ほか

テレビドラマ脚本

テレビ朝日系 水曜よる9時放送
『相棒 season20』
 スタート以来、一貫して脚本のクオリティを重視して制作されている人気ドラマ『相棒』。
 現在放送中の最新シリーズから、2編の脚本を掲載。
 『光射す』脚本の池上純哉氏のコメント『作者ノート』も合わせて掲載。
池上純哉『光射す』(第5話 2021年11月10日放送)
森下 直『マイルール』(第6話 2021年11月17日放送)

誌上講座

大前玲子『トップ講師が語る 脚本家デビューできる人 できない人』
 これまでに数多くのプロ作家を世に送り出してきたシナリオ・センターの作家集団ゼミ。脚本家でもある大前玲子氏は、そのゼミで長年教鞭をとっている。
 作家志望者が実力を身につけ、巣立っていくまでを長年間近で見続けてきた大前氏が、プロ作家になるために心がけるべきことなどについて語る。

連載

エッセイ・山岡潤平/そのアドリブ、おもろいと思てんの身内だけやぞ!!(8)
 脚本家4氏による月替わりエッセイ。今号は、テレビドラマ、映画の脚本を多数手がける山岡潤平氏の、「書くことだけが仕事ではない」。

北阪昌人のRADIO DAYS(34)
 ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、ラジオドラマ脚本誌上講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。

こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五〜二〇一五年〉(34)
 「平成」の時代に、作家がどんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「人間関係への慄き(1)《二〇〇五〜〇九年》」。

ドラマ評

古崎康成『’21年10月期のテレビドラマ』
 2021年10月期に放送されたテレビドラマから、脚本の面で印象に残る作品を、テレビドラマ評論家の古崎氏が批評する。

脚本公募情報

(最終審査結果)
第47回城戸賞
第42回BKラジオドラマ脚本賞
函館港イルミナシオン映画祭 第25回シナリオ大賞
(募集要項)
テレビ朝日新人シナリオ大賞
フジテレビヤングシナリオ大賞

ライター掲示板

木田紀生/関えり香/田子明弘/藤井香織/村井さだゆき/最上奈緒子

情報

トピックスコーナー
渡辺あや氏脚本作品が芸術祭W受賞/脚本アーカイブス、シンポジウム参加者募集/訃報

オーディオドラマコーナー

月刊ドラマ2月号

  • 定価:1,210円
  • 1月18日発売