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ドラマ9月号

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ドラマ9月号(2022)

テレビドラマ脚本

カンテレ・フジテレビ系 月曜よる10時~放送
上田 誠(ヨーロッパ企画)『魔法のリノベ』第2話・第3話
 ある日、「まるふく工務店」に営業職として転職してきた小梅。前職では経験に基づく豊富な知識と優れた観察眼を武器に、営業エースとして順風満帆な会社人生を送っていたが、30歳を目前に“大きなしくじり”に見舞われ、退社を余儀なくされることに……。
 住まいに新たな価値を創り出す住宅リノベーションをテーマに、依頼人が奥底に抱えている家や家族に対する問題という“魔物”に立ち向かう主人公たちが、毎話、五感と機転と根性を駆使したリノベ提案という“魔法”で、スカッと華麗に解決していく人生リノベーションお仕事ドラマ。
 上田氏のコメント『作者ノート』も掲載。
原作:星崎真紀『魔法のリノベ』(双葉社 JOUR COMICS) 出演:波瑠 間宮祥太朗 金子大地 吉野北人(THE RAMPAGE) SUMIRE 本多力 山下航平 岩川晴 YOU 近藤芳正 原田泰造

テレビドラマ脚本

NHK 特集ドラマ
八津弘幸『アイドル』
 いつの時代も若者を熱狂させ、ときめかせる“アイドル”。昭和初期から終戦間際まで、戦時下の日本で、1日も休むことなく営業を続けた劇場「ムーラン・ルージュ 新宿座」。そこは、“アイドルに会いに行ける劇場”でもあった。ファンとともに成長し、劇場の絶対的エースとなった明日待子(あした・まつこ)。日本が戦争へと進む中でも、ファンの声援に笑顔で応え、ステージで歌い、踊り続けた……。当時実在した登場人物や劇場をベースとした、オリジナル作品。
 八津氏のコメント『作者ノート』も掲載。
出演:古川琴音 山崎育三郎 愛希れいか 正門良規 田村芽実 椎名桔平ほか

インタビュー

藤野良太 中村允俊『映像コンテンツの作り手が考える「ドラマ」の現在・未来』
 動画配信プラットフォームが普及して以降、若い世代を中心に映像の視聴スタイル、嗜好に変化が起きているが、同時に制作する側も大きな変革の時期を迎えている。
 そんな中、今年6月から7月にかけて、元フジテレビのプロデューサー・藤野良太氏と第31回フジテレビヤングシナリオ大賞を受賞した中村允俊氏が所属するコンテンツスタジオ「storyboard」が初めて企画・制作を行ったオリジナルドラマ『教祖のムスメ』が放送され、話題を呼んだ。
 コンテンツ制作の最前線で活躍するお二人に、映像ドラマの現状、そして展望についてお話を伺う。

連載

柏田道夫 アカデミー受賞作に学ぶ作劇術(2)
 月刊ドラマ別冊『エンターテイメントの書き方①、②、③』の番外編として、近年のアカデミー受賞作をピックアップ。作劇法やおもしろさのポイントを分析。
 第1回目の今回は、第91回アカデミー賞作品賞・脚本賞・助演男優賞を受賞した『グリーンブック』(脚本:ニック・ヴァレロンガ ブライアン・ヘインズ・カリー ピーター・ファレリー 監督:ピーター・ファレリー)。

山本むつみ『焼け石に水の泡』(9)
 脚本家4氏による月替わりエッセイ。今号は、テレビドラマ『連続テレビ小説 ゲゲゲの女房』『大河ドラマ 八重の桜』などの脚本を手がける山本むつみ氏。今回は、「はまったら抜けられない! 中国時代劇がすごいことになっている」件。

北阪昌人のRADIO DAYS(41)
 ラジオドラマ脚本の第一人者としての日々の雑感など綴るパートと、誌上ラジオドラマ脚本講座「ラジオドラマQ&A」の2部構成で、ラジオドラマを創る楽しさを紹介していく。

こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五~二〇一五年〉(41)
 「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「絶望と向かい合うドラマ(2)《二〇一〇~一四》」。

脚本を残し放送文化を伝えていこう!(4)
 「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(略称「脚本アーカイブズ」)の取り組みを毎号紹介していく連載。今回は、横浜・放送ライブラリーにて10月上旬まで開催中のミニ脚本展『消えた……2時間サスペンスの謎』にちなみ、民放各局で放送されていた「2時間サスペンス」の番組台本を紹介する。

脚本公募情報

(中間審査結果)
第34回 フジテレビヤングシナリオ大賞 二次審査通過作品発表
第47回 創作テレビドラマ大賞 一次審査通過作品発表
(募集要項)
城戸賞
南のシナリオ大賞
橋田賞新人脚本賞

ライター掲示板

新井まさみ 池田奈津子 蓼内健太 根元歳三 濱田真和 水城孝敬

オーディオドラマコーナー

月刊ドラマ9月号

  • 定価:1,210円
  • 8月18日発売