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ドラマ9月号

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ドラマ9月号(2023)

テレビドラマ脚本

テレビ朝日系 火曜よる9時放送
大森美香『シッコウ!!~犬と私と執行官~』第2話・第3話
 「執行官」とは――各地方裁判所に所属する裁判所の職員であり、裁判で出された結論が実現されない場合に、それを強制的に執行する仕事。家の明け渡しや、貴金属などの動産の差し押さえ、子の引き渡しなど、その仕事は多岐にわたる。
 とある事情から【執行官】の世界に飛び込んだ主人公・吉野ひかりが、【“犬担当”の執行補助者】としてさまざまな事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生の“リスタート”を目撃していくことに……。
 執行官をテーマにした、ポップで痛快なお仕事コメディー。
 大森氏の本作のついてのコメント「作者ノート」も掲載。
出演:伊藤沙莉 中島健人(Sexy Zone) 笠松将 ファーストサマーウイカ 六角精児 菅原大吉 駒井蓮 板谷由夏 モロ師岡 宮崎美子 渡辺いっけい 勝村政信 織田裕二

特別企画

脚本家の出発点――コンクール受賞作特集
 本誌は1979年の創刊から、時代を反映する鏡・テレビドラマの根幹を担う“脚本”、そして脚本を創作する作家を追い続けているが、中でも80年代半ば以降創設された、テレビ局主催の脚本コンクールをきっかけに数多くの脚本家がデビューし、人気作家へと上り詰める姿を注目してきた。
 現在第一線で活躍中の脚本家の原点、コンクール受賞作を本誌で初掲載、再掲載する特別企画の第9弾。
 浅野氏、黒岩氏の作品についてのコメントも掲載。

《掲載作品》
浅野妙子『無言電話』
第7回フジテレビヤングシナリオ大賞 佳作受賞

黒岩 勉『パーフェクトゲーム』
第20回フジテレビヤングシナリオ大賞 佳作受賞
(2008年9月号掲載)

インタビュー

脚本家育成の新たな試み
TBS NEXT WRITERS CHALLENGE 2023 担当者に聞く

韓 哲(TBSテレビ ドラマ制作部)
荒井順子(TBSスパークル)
松本友香(TBSテレビ ドラマ制作部)
 TBSでは、過去に『新鋭シナリオ賞』→『新鋭シナリオ大賞』、『連ドラ・シナリオ大賞』と、脚本家育成の取り組みの一環として、脚本公募を開催していたが、昨今のストーリーコンテンツの隆盛、その中で脚本家が果たす役割がますます大きくなっていることを受け、6年ぶりに脚本公募を再開。名称を『TBS NEXT WRITERS CHALLENGE』と改め、9月の一ヶ月間、応募を受け付ける。
 今回はTBSグループのプロジェクトとして、「ライターズ・ルーム」の実施、受賞者と契約を交わし、脚本開発支援金を支給するなど、デビューに向け様々な支援を行うという。
 担当のプロデューサー3氏に、今回の公募の狙いや、応募者への期待など、お話を伺う。

連載

山本むつみ『焼け石に水の泡』(12)
 脚本家4氏による月替わりエッセイ。今号は、テレビドラマ『連続テレビ小説 ゲゲゲの女房』『大河ドラマ 八重の桜』などの脚本を手がける山本むつみ氏。今回は、『「ドラマと音楽の素敵な関係。劇伴のチカラは凄いです」の件』。

こうたきてつや(日大名誉教授)/平成ドラマ史への覚書〈一九八五~二〇一五年〉(53)
 「平成」の時代にどんな作家が、どんなドラマを描いてきたのか? 平成ドラマの軌跡を辿る。今回は「クドカン・コメディと相棒シリーズの多様性《二〇一〇~〇四年》」。

脚本を残し放送文化を伝えていこう!(12)
 「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(略称「脚本アーカイブズ」)の取り組みを毎号紹介していく連載。
 今回は、7月28日から8月20日にかけて開催のイベント「BLセレクション・ローカルドラマ紀行2」とコラボしたミニ脚本展「地方が舞台のドラマ脚本」展示脚本を紹介。

脚本公募情報

(中間審査結果)
第35回 フジテレビヤングシナリオ大賞 二次・三次審査通過作品発表
第48回 創作テレビドラマ大賞 一次・二次選考通過作品発表
(募集要項)
日テレ シナリオライターコンテスト
TBS NEXT WRITERS CHALLENGE

ライター掲示板

青塚美穂 ニシオカ・ト・ニール 兵藤るり 丸山智

情報

オーディオドラマコーナー

月刊ドラマ9月号

  • 定価:1,210円
  • 8月18日発売