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ドラマ3月号

カテゴリー:

ドラマ3月号(2024)

テレビドラマ脚本

NHK 大河ドラマ
大石 静『光る君へ』第1回・第2回・第3回
 主人公は紫式部。平安時代に、千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書きあげた女性。彼女は藤原道長への想い、そして秘めた情熱と類まれな想像力で、光源氏=光る君のストーリーを紡いでゆく。変わりゆく世を、変わらぬ愛を胸に懸命に生きた女性の物語。
 今号では、物語の冒頭3回分の脚本を掲載。
出演:吉高由里子 柄本佑 黒木華 井浦新 吉田羊 高畑充希 ユースケ・サンタマリア 佐々木蔵之介 岸谷五朗 段田安則ほか

脚本アーカイブ

1998年放送 製作:中部日本放送 1999年モンテカルロ国際テレビ祭最優秀脚本賞
市川森一『幽婚』
 岩淵孝行は名古屋の霊柩車運送会社に勤める元ヤクザの独身男。ある日、内田という男に急死した婚約者・佐和を四国の山里の村へ送って欲しいと依頼される。が、内田は突然姿をくらまし、岩淵はその村の奇妙な風習に従って佐和の亡骸と祝言を挙げるはめになる。式の後、岩淵は佐和に対して不思議な愛情を抱くようになっていく。中国東北地方に伝わる「幽婚」を題材に、緑滴る山里を舞台にした切なくも哀しい純愛ドラマ。日本人が本来持っていた“人への優しさ”を伝えるとともに、疲れた現代人へ送る癒しの物語でもある。
出演:役所広司 寺島しのぶ 板東英二 森宮隆 澤村藤十郎ほか

アーカイブ再録

市川森一インタビュー 
テレビドラマへの情熱 コンクール応募者への直言
 本誌にて過去に掲載したインタビュー記事を再掲載する企画。今回は、1988年7月号にて掲載した、故市川森一氏のインタビューを再録。

インタビュー

天本絵美 『院内警察』脚本
 映像ドラマとゲームシナリオとジャンルを超えて活動する気鋭の脚本家・天本絵美氏。
現在フジテレビ系で放送中の連続ドラマ『院内警察』脚本を諸橋隼人氏、相馬光氏とともに手がける天本氏に、脚本家を目指した経緯、コンクール入賞からデビューまでの道のり、『院内警察』の脚本創りについてお話を伺う。
 

寄稿

市川哲夫『証言 TBSドラマ私史 1978-1993』著者から未来の脚本家へのメッセージ
 著者は、演出家・プロデューサーとしてTBSのドラマに携わってきた制作者で、70年代末から90年代初頭にかけての時代の動きと、テレビドラマ制作の舞台裏、協働してきた脚本家諸氏とのエピソード、企画発想の方法などを著した書。
 今回は、著者が本誌の主たる読者層である脚本家志望者に向け、ドラマ界の未来の期待を込めたメッセージを掲載。
 

連載

脚本を残し放送文化を伝えていこう!(21)
 「日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアム」(略称「脚本アーカイブズ」)の取り組みを毎号紹介していく連載。今回は、「追悼・山田太一前代表理事」と題し、昨年11月29日に亡くなられ、脚本アーカイブズの運営にも尽力された山田太一氏の思い出を、収集担当の入山さと子氏、事務局代表の石橋映里氏が哀悼の意を込めて綴る。

脚本公募情報

(中間選考結果)
第52回 創作ラジオドラマ大賞 一次選考通過作品発表
(募集要項)
テレビ朝日新人シナリオ大賞
フジテレビヤングシナリオ大賞

ライター掲示板

加藤綾子/佐藤あい子/蓼内健太/春井環二/蛭田直美/藤井青銅

情報

トピックスコーナー
第61回上期ギャラクシー賞入選作品/書籍案内/訃報

オーディオドラマコーナー

月刊ドラマ3月号

  • 定価:1,210円
  • 2月17日発売