「ミンヨン 倍音の法則　シナリオ＋ドキュメント」
佐々木昭一郎・著　はらだやすひで・構成
２０１４年１０月に公開された映画『ミンヨン 倍音の法則』のシナリオと、１９９５年から始まる映画完成までの歩みを記録。著者はＮＨＫディレクター時代に『マザー』『さすらい』『夢の島少女』『四季・ユートピアノ』『川の流れはバイオリンの音』ほか脚本・演出作品でイタリア賞、モンテカルロ国際テレビ祭グランプリなど内外の賞を多数受賞している映像作家。本作は20年ぶりの新作、初の映画。日本に留学経験をもつ韓国人の若い女性ミンヨンが、一枚の写真を頼りに祖母の知人の日本人女性の足跡を訪ね、夢の中でその人生を追体験する物語。モーツァルトの「ジュピター」をテーマに音楽と歌が、ふんだんに盛り込まれている。上記の作品同様、演じるのは職業俳優でなく全て一般人という意味でも他に類を見ない映像作品。本書では、その作品世界を活字で楽しめる。
Ａ５判フランス装　定価１，２００円（本体１，１１１円＋税）　送料３００円　９７８－４－８７１００－２３７－０