10月１０日

今月２６日（日曜日）の本誌主催特別セミナー「テレビドラマ脚本コンクール応募のためのアイディア・トレーニング」（講師・柏田道夫氏）は、本日が当初の申し込み締切日ですが、定員になるまで募集を延ばします。マンツーマンに近いかたちでアドバイスがもらえます。めったにない機会ですので、ご参加をお待ちしてます。トップ頁「お知らせ」をご覧ください。

本誌今年４月号に掲載した「東京が戦場になった日」〔中園健司氏の遺作脚本）の98分版が13日（月曜・祝日）15時から再放送されます。この作品に主役の老年時の役で出演し、３月８日、初放送の前に開かれた「中園健司氏を偲ぶ会」で挨拶された米倉斉加年氏も今夏亡くなられています。これまであまり知られてこなかった学徒消防隊、年少消防官の物語です。お見逃しの方はぜひご覧ください。

５日に亡くなられた大山勝美氏はテレビディレクターとしてデビューして間もない頃だと思いますが、「はてなの山ちゃん」と言われていたと、先輩から聞きました。「はてな」というのは「？」「わかりにくいドラマ」ということらしいのですが、先輩によるとテレビ界にもう一人「はてな」のディレクターがいて、それはNHKの佐々木昭一郎氏だったそうです。その佐々木氏の映画デビュー作「ミンヨン　倍音の法則」が明日から岩波ホールで公開になります。佐々木作品は普段見慣れた映画やドラマとは違います。理屈でなく感性で見、聴く作品だと思います。弊社で刊行予定の「シナリオとドキュメント」本は未だ出来ていませんが、一足先に映像作品をご覧ください。

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