2016/03/28
先週土曜日の日本脚本家連盟50周年記念イベント(於・イイノホール)は第一部しか聞くことが出来なかったものの、面白かったですねえ。「脚本家とは何か。置かれている現状」といったテーマがよく伝わる内容でした。興味深かったのは尾崎将也、中園ミホ、大石静、羽原大介という作家諸氏の個性がトークの言葉から感じられたこと。ゲストの女優・熊谷真実さんが脚本家たちの話をこの場で聞いて、驚いていることに驚きました。俳優は脚本家のことをあまり知らないんですねえ。第二部は「原作と脚本の関係」で興味深いテーマ。こちらは後日録音を聞かせてもらうつもりです。
今日は第18回「シナリオ作家協会 菊島隆三賞」の授賞式とシンポジウムへ渋谷のユーロスペースに。こちらは受賞者・真辺克彦氏を中心に
授賞対象作『ソロモンの偽証』をめぐっての話。今井雅子氏の司会、成島出監督に後半は主演の藤野涼子さんも加わって、志の高い映画づくりの内実に触れることが出来ました。やっぱり物事は前向きじゃなくちゃいかんと思いましたよ。
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