11月15日

今週18日発売の月刊ドラマ12月号に脚本を掲載しているフジテレビ月９の『民衆の敵　世の中、おかしくないですか!?』のタイトルを聴いた時、『民衆の敵』ってイプセンの芝居にでもありそうだな、と言った覚えがありますが、やはりありました。なんだか読んでみたくなり、でも文庫では出てないだろうと思って、ひょっとしたらと念のため手持ちの本を探したら、ありました。昭和２年発行の新潮社版「イプセン集」楠山正雄訳に収録。世界文学全集（２６）第二回配本。なぜか非売品。たぶん『人形の家』を読もうと思って古本屋で買ったんだと思う。月９ドラマのタイトルを決めた人はこのイプセン作品を意識して付けたんだろうなと。未だ、読んではいないんですが。