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2015/12/10

12月10日

日誌

このところディレクター・監督、プロデューサーの方の話を聞く機会があり、刺激を受けています。脚本家の方の話だけではなかなかドラマや映画の制作の全体像が見えてきません。ともすると、映像作品制作全体の中の脚本であることを忘れてしまいかねない。もちろん脚本が最も大事であり、脚本家サイドに立つことを自覚していますが。脚本家は撮影現場から離れた自宅の書斎でパソコンに向って頭をめぐらせているのですが、ある意味、撮影現場に最も近い仕事をしているのだと思います。脚本家は自己完結する小説家とは違うのだということを脚本の勉強をしている人にもっと伝えたほうが良いと近頃思うのですが、いかがでしょう。