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2019/11/07

11月7日

日誌

脚本コンクールの選考をしている作家の方から応募者の「物語力が落ちている」と聞いたのは5年くらい前。いまはもっと落ちているらしい。プロの世界でも原作ものばかりやってるから創作力が弱くなっているという。いや、潜在能力はあるが発揮できる場がない。ありていに言えば、脚本家が発想したオリジナルドラマがなくなってしまったからだ。それを見て、脚本家志望者はコンクールに応募するからだ。どこかの局が1時間のオリジナルドラマ1時間枠を作ってもらいたい。そうすれば、日本のドラマはもっと豊かになる。物語力も回復する。