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2014/02/12

2月12日

日誌

昨日は、脚本アーカイブズ推進コンソーシアム主催のシンポジウムへ行ってきました。東京・本郷の東大構内のホールで午後1時半から5時まで。「脚本」という言葉が、あれほど出てくるイベントは他にないでしょう。テーマは脚本・台本のアーカイブ(保存、公開)で、故市川森一先生が提唱して始まった活動です。この種の提案は、なかなか実現しないものですが、提案からほぼ10年、市川先生の遺志を継いだ放送作家協会の有志の作家の方々の大きな尽力と関係方面の協賛あって、ついに四月から一部(テレビ草創期の台本)が公開されるそうです。この日の講演やシンポジウムではアーカイブズの今後について、様々な問題点や提案がなされました。すべての脚本(台本)が永久保存され公開に向かうということは、脚本界にとって画期的なこと。いろいろな想いが湧くイベント内容でした。