2015/04/20
本日、「シナリオ」誌の校了日です。で、終日その作業です。昨日はその掲載シナリオの一本、「若尾文子映画祭」関連企画の『しとやかな獣』(新藤兼人:オリジナル脚本、川島雄三:監督 1962年・大映)をレンタルDVDで観ました。シナリオは全く舞台劇のように書かれていたのでどのような映像になっているのか興味深かかったのですが、映像は全く舞台劇っぽくなくカットを重ねてごく普通の映画の作りでした。テンポの良い会話のスピードにおどろきました。上映時間は97分。それに比べると、最近のメジャー映画は120分以上が多く、疲れます。テレビは観る人の集中力の点で無理でしょうが、映画はもっとセリフのスピードが速くていいんじゃないでしょうか。それとも現代人の会話のテンポ自体がが遅くなってるのかなあ。
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