2015/01/30
本日、「シナリオ」3月号が出来てきて、定期読者の方に発送しました。この号は、昨年の相次いで亡くなった高倉健、菅原文太、両優の追悼特集で、シナリオは「日本侠客伝」(脚本・笠原和夫、野上龍雄、村尾昭)、「人斬り与太 狂犬三兄弟」(脚本・松田寛夫、神波史男)、それと未映画化の「トラック野郎 雪の下北・はぐれ鳥」(脚本・澤井信一郎)を掲載。いずれも娯楽作で、かつ人間ドラマとして深い。未映画化の「トラック野郎」は読むだけで面白い映画を見た気になれます。巻頭には澤井信一郎氏のロング・インタビュー。シナリオを勉強している人には必読です。この号では、「シナリオ作家から見た2014~2015日本映画の回顧と展望」も推し。出席者は荒井晴彦、桂千穂、黒沢久子、港岳彦の各氏で、それぞれの発言から触発されることがあるはず。本誌は2月3日の発売です。
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