シナリオ・脚本の出版社
2014/08/22
先日、私用で久しぶりに世田谷線に乗って、太子堂に住んでいらした片岡薫(かたおか・かおる)氏のことを思い出しました。1971年頃、片岡氏は協同組合日本シナリオ作家協会の理事長でした。当時、協会も組合も混乱期でしたが、片岡氏は強い信念をお持ちの方で、動ずるところがなく、禿頭痩身、物静かながら気迫に満ちていました。後になって、私が小学生時代に学校の映画鑑賞会で観た「トランペット少年」の脚本家と知って納得しました。 文は人なり。
Category: シナリオ界見聞録