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2019/02/26

井手雅人氏との連れション

シナリオ界見聞録

『影武者』など晩年の黒澤明監督映画の脚本パートナーだった井手雅人氏と連れションになったことがある。シナリオ作家協会の事務局員になって間もない24歳の頃だ。「キミはどこの小学校出身だ?」と井手先生。答えると、「じゃあ××先生は知ってるか?」「知ってます」。なんと井手氏は僕の出身小学校の先生をしていた経歴があったのだ。以来、井手氏は僕のことを「間接的教え子」と言うようになった。連れションのとき、先生は僕の履歴書でも見ていて当たりをつけていたのかもしれない。