TOPICS

2014/10/08

10月8日

日誌

今日午前中に大山勝美氏の訃報が届き、びっくり(がっくり)しました。大山氏には月刊ドラマ創刊号から多大なご協力をいただいていました。近年も連載を引き受けてくださり、それが終了した後も、「出来ることは何でもやりますから」と言ってくださっていました。今日の夕、シナリオ会館(編集部のあるビル)が出来て50年の記念ビデオの取材があり、このビルに長年通い続けている私が昔話をしました。私がシナリオ作家協会の職員としてシナリオ会館に通い始めた頃、私が住んでいた町のバス停で大山氏の姿をよく見掛けました。東京駅行きか新橋行きだったと思いますが、そのバスに乗るとシナリオ会館のすぐ近くにバス停があって通勤に便利でした。シナリオ会館と大山氏のいたTBSは直ぐそばですから、大山氏と私は同じバスに乗って通勤していたことになります。大山氏の住まいと私の当時の住まいは甲州街道を挟んで南北にあったんですね。それはずっと後になって分かったことですけど。当時から大山氏は顔の知られた有名人でしたから、二十歳そこそこだった私は、憧れの目で大山氏の姿をチラチラと見ていました。それから幾星霜、気軽に声をかけていただける関係となりました。今は「感謝」の言葉あるのみです。ご冥福をお祈りします。