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2016/05/19

5月18日

日誌

午後、弊社刊『市川森一 古事記』を原作とする『Super 神話音楽劇 ドラマチック古事記~神々の愛の物語~』の製作発表会に行ってきました。市川氏は晩年、「古事記」に深い関心を抱き、そこに日本人の生き方の根源と方向性を見たようです。それは3年かけてのラジオドラマとなり、脚本は弊社から出版されました。実は出版の前に市川氏はお亡くなりになっていたのですが、奥様(柴田美保子さん)が遺志を継がれ、2013年に舞台化。宮崎、京都、福岡で上演されてきました。舞台はバレエ、ダンス、オペラ、和太鼓、それにマークエステル氏による神話絵画が一体となって古事記の世界が表現されます。今回は9月3日、東京・新国立劇場オペラパレスでの上演。出演は真矢ミキ(女優)、西島数博(バレエ)、坂元健児(ミュージカル)、河野鉄平(オペラ)、川越塔子(オペラ)、浅野瑞穂(ダンス)、柴田美保子(語り)その他、ゲスト出演に宝田明、東儀秀樹ほか。坂本和彦指揮によるフルオーケストラで演奏されます。脚本は市川氏の妹の市川愉実子さん。