８月３日

本日はシナリオ作家協会発行「シナリオ」９月号の発売日。掲載作品は前号に続いて戦後70年特別企画で荒井晴彦:脚本･監督『この国の空』（高井有一：原作　二階堂ふみ、長谷川博己：出演）と石井輝男：脚本『従軍慰安婦』（１９７４年　東映　鷹森立一：監督）。前者は終直前の東京･杉並、母と叔母と住む19歳の娘と、妻と子を疎開させて一人で暮らす男との話。後者は昭和12年、九州で集められ大陸にわたった「従軍慰安婦」の女性たちの物語。社会派作品ではなく戦時を背景にした悲恋を描く。さて、７月31、８月１、２日とシナリオ作家協会の「夏の公開講座」が開かれ取材。講義を聴く参加者の真摯な眼差し、熱気に心が動かされました。本日はこれから代官山ＴＳＵＴＡＹＡで北阪昌人氏の『ラジオドラマ脚本入門』のトークイベント（予約締切）があります。実は本日は月刊ドラマ９月号の校了日。出かけるまでのあと一時間が勝負となります。

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