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2020/07/29

7月29日

日誌

脚本の世界は他のどの業界に近いのだろうか、と考えることがある。どの世界でもおおむねピラミッド型に構成されている。トップが売れっ子作家あるいは大御所といわれている脚本家で、中堅、若手、新人と下がってきて、以下は素人すなわち脚本家志望者で、この人たちこそ本誌の読者である。つまり底辺はアマチュア、脚本家志望者ということになる。その底辺の広がりこそが上を支えている。ところが、その土台が怪しくなってきた。人数が足りないのである。