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2014/11/14

11月14日

日誌

午前中は月刊ドラマ12月号が出来てきたので、その発送作業。すでのお知らせしているように、第4回TBS連ドラ・シナリオ大賞と第39回創作テレビドラマ大賞の受賞作発表号です。両コンクールともハイレベルな受賞作選びだったようです。選考経過、選評会採録も掲載。午後は京橋のフィルムセンターでシナリオ会館50周年記念のイベントに出席という一日でした。会館が設立された1964年に公開された映画「ホラ吹き太閤記」(脚本:笠原良三)「黒の超特急」(脚本:白坂依志夫 増村保造)(両作とも90数分にしてテンポ良くキレがいい)上映の後、『シナリオ会館物語』のビデオ上映(恥ずかしながら、私も昔ばなしをしています)。続いてシンポジウム「日本映画の昨日・今日・明日」を興味深く拝聴。出席者のお一人、中島丈博氏の「脚本家の危機。原作者と出版社の発言力が増大」との言葉が強く印象に残る。その後は会場を移して懇親会。そこでも佐伯俊道氏の「ドラマ制作者の力が弱まり、編成、営業が脚本の内容まで踏み込んでくる」という発言があった。う~む。