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2015/10/21

10月21日

日誌

昨日に比べ、やや涼しい東京・赤坂です。テレビドラマの脚本家は、舞台(演劇)出身の方と最初からテレビもしくは映画の脚本家の方とがいます。後者の脚本家の方が近年、演劇活動されるケースが増えているようです。原因の一つは、テレビで作家性を発揮できないから、というものあるように思います。ちょっと複雑な気持になります。小説を手掛けられるようになる脚本家の方も増えています。こちらはオファーがあってのことが多いでしょうけど、やはりテレビで作家性を発揮できないからというのも理由の一つに思えてなりません。もとよりテレビや映画はビジネスであり総合力で作り上げるもので舞台や小説と同列では語れませんが、ときには脚本家の作家性に期待する場となっても良いのではと思う今日この頃です。