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2018/03/10

3月10日

日誌

法政大学で開かれた「脚本アーカイブズ」のイベントに行ってきた。今回のテーマは[脚本から「時代」を読み解く楽しみ〕。市川森一先生が国会の場で「脚本・台本をアーカイブする文化的価値を提言」することから始まった運動は実を結び、今や少しずつではあるが全国の公共図書館や大学図書館で検索閲覧できるようになった。また、その多面的利用法もいろいろと試みられている。そういった活動報告も興味深かった。最後はシンポジュウムで「時代劇・歴史ドラマにみる”江戸のくらし”と文化」。田中優子(法政大学学長)、大石学(東京学芸大学副学長・時代考証学会会長)、そして脚本家の山本むつみ、三氏による映像を見ながらのトーク。盛りだくさんで聴きごたえのある3時間だった。