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2016/01/16

1月15日

日誌

日本映画黄金期(1950年代~60年代)のシナリオを読んでいて思うのは、まるで映画を見ているみたいな感覚になることです。シナリオはまさに文字で書いた映画。なぜそうなのか、考えると、撮影所と脚本家が密着していたからだと思います。脚本家は映画づくりの現場の中で仕事をしていたのでは。なぜそんなこと思うかといえば、テレビの脚本家で活躍している方々には現場体験者がけっこう多いと感じているからです。脚本家は「現場」の中にいてこそ育つのではないか、というタワゴトでした。