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2015/01/28

大人、岩間芳樹氏

シナリオ界見聞録

昨年(2014)の暮れ近く、俳優の高倉健氏が亡くなり、その際のテレビ報道で、映画『鉄道員』の場面が映し出され、クレジットに「脚本・岩間芳樹」と表示されていた。それを何度も見た。映画の脚本クレジットは映像がそのような場合に使われ、表示される。岩間芳樹氏は映画脚本も、演劇脚本(戯曲)も書いたが、90パーセント以上、放送脚本の作家だった。中学生の頃から懸賞脚本公募に次々入選し(プロとして)ラジオドラマの脚本を書いていたという。晩年までラジオもテレビも旺盛に書いていた。体も大きく、泰然自若、ヘビースモーカー、まさに大人(たいじん)でした。氏は、手がけるドラマはどれも「ドキュメント」と言って、綿密な取材をして社会的視野をもって描いた。もし、氏が健在だったら、近年起こった様々な社会的出来事、東日本大震災や福島原発事故のことをどのようにドラマにしたか、と想像する。氏は福島出身だった。