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2018/07/10

7月10日

日誌

このところの仕事を通じて感じるのは「役者の力」だ。脚本家には自分の創作した人物を演じてもらいたい役者がいる。役者が決まっている場合はもちろん、この役をあの役者が演じたら、を想定して脚本を書くことも多いという。多いと言うよりそういうものだ、と言ったほうが良いかもしれない。役者と直に仕事するのは演出家だが、脚本家と役者は意外に結びつきが強いのだ。考えてみれば当たり前。文字であるシナリオを生きた人物にするのは役者なのだから。